今、不幸のどん底だと思っている人へ

不幸のどん底だと思っているあなたへ

 

 

今は、豊かな時代である。
日本は、恵まれた国だ。

 

色々な国の問題も、あるのはあるのだろうが
それでも、日本は平和で豊かな国である。

 

 

そんな日本に生まれて、
そんな良い時代に生まれても、尚、

 

自分は不幸だなぁ、と思われている方もいるだろう。

 

ご安心ください、私もそうだった。

 

 

 

豊かな時代であればあるほど、
豊かな国であればあるほど、

 

自分のみじめさは否が応でも思い知らされる。

 

足りないものばかりが目に付くようになっている。

 

 

 

思い出したくもないが、
あなたのために、思い出すとしよう。

 

 

 

借金取りに追われる、という経験
電気代、水道代が払えない、という経験
子供の給食費が払えないという経験

 

そんな経験をしてきた。

 

怖い想いも、悔しい想いも、たくさんしてきた。

 

 

子供が3人いて、身動きの取れない状況の時に
苦難は次々に押し寄せてきた。

 

 

なんで自分ばかりが、こんなに苦労をするのだろう、
何にも悪いことしていないのに・・・
と思った。

 

神さまは、いったい何を考えているのか!と思った。

 

 

 

けれどね、
今、そういうことを経験しているあなた、

 

それは、意味のある、必要な経験なのだ

 

 

 

子供がいたことで、身動きとれなくて
苦しかった事もあるが、

 

子供がいたからこそ、乗り越えられたのだとも思う。

 

辛かったけれど、笑える事もたくさんあった。

 

不幸な中にも、笑いはあるのだ。

 

 

 

だから、きっと、その辛い体験も

 

なるべく辛くないように、なるべく苦しまないようにと
プログラミングされているのだと思う。

 

後で考えると、神さまの愛情は、確かに感じられる。

 

 

それに、その経験は
自分が地球上で体験したくて自分でセットしてきたものだ。

 

 

そんな辛い経験、セットした覚えはないよ、と
おっしゃりたい気持ちも重々わかるが、

 

それは、確かに自分自身が、
自分の魂が成長したくて、学びたくて

 

課題としてセットして、地球上に生まれてきたのだ。

 

 

 

課題は、大変なのもあるし、そうでないのもあるし
さまざまである。

 

けれども、大きな試練を経験する、ということは
それだけ、魂の器が大きいということだ。

 

 

たくさん修行を積んで、魂が磨かれたからこそ
受けて立てるのである。

 

 

 

私たちの魂は、地球に勉強をしに来ている。

 

自由な魂が、肉体という制約を受けた時、
ものすごく成長できるようになっている。

 

 

だから、悲しみも苦しみも、体験することによって
本当にその感情がわかるのだ。

 

そして、悲しみや苦しみが解るからこそ

 

人の事を思いやれたり、
やさしい愛情をかけてあげられたりするのだ

 

 

そして、人の優しさを知り、

 

喜びや楽しい嬉しい、という感情もまた、
解るようになるのである。

 

 

とはいえ、実際に本当に苦しい時に

 

ああ、そうね、そういう風に思うことにしよう、
これで一件落着だ!となるのかというと

 

なかなかそうはいかない、簡単ではない。

 

それも良く解る。

 

 

今、どん底だと思うくらい苦しい人は、
まず、泣くことである。

 

 

我慢をせずに、どんどんワンワン、泣いてみると良いと思う。

 

私は、子供たちが学校へ行った後に、ひとりで泣いた。

 

 

 

それから、立ちあがった。

 

我慢は良くない。
泣きたいのを我慢すると、いつまでも残る。

 

 

やってみれば解ると思うが、そんなには泣けない。
人間は、泣いた後は立ちあがるもんである。

 

 

 

それから、その次にすることは
具体的に生きていく方法を探すことである。

 

 

今の世の中、どうにかしたら生きてはいける。
死ぬことはない。

 

 

誰かに聞くのも良いけれど、
私は、本を読んだ。

 

先人のたくさんの知恵がある。

 

どうしたら今の状態を抜け出せるか
教えてくれるような本はいっぱいある。

 

 

お金がない時だったので、
まずは図書館に行ってたくさん借りた。

 

それから、ブックオフにいって、
100円の本の中から、読みたい本を探した。

 

 

これで、ずいぶん目の前が明るくなった。
お金をかけずに実践できる事がたくさんあったからだ。

 

 

 

それから、本はよく読むようになった。
ブックオフは、宝の倉庫である。

 

今でも、ネットで本を取り寄せて
週に2〜3冊は読んでいる。

 

 

本を読む習慣がついた事は、本当に良かったと思っている。

 

本を読まない人は、だいぶ損をしている。

 

 

 

それから、そのあとするべき事は
呼吸法である。
瞑想のようなものかもしれない。

 

 

気持ちを変えるのも大切だが、
解りやすいのは、体を変えることである。

 

 

人間は、体を通して経験をするのだから、
体は大事である。

 

良い氣が巡るように、

 

天からの氣を充分流せるように
自分の体を変えていく必要がある。

 

 

 

そうして、なんとかかんとか
少しずつ、現状を変えていくのである。

 

 

 

私はそうやってきた。

 

そして、今は
誰よりも自由で充実した毎日を送っている。

 

 

 

他の人よりも、少しだけ大変な課題を持って
生まれてきたあなた・・・

 

 

今は、大変かもしれないけれど、

 

その代り、他の人よりももっと
充実した人生が待っているよ。

 

 

 

あなたは、それだけの器なのだ。

 

 

 

だから、苦しいであろう今を、
楽しんで乗り越えていただきたい。

 

 

 

ちょっとだけ先輩の私は、
あなたをいつも応援しているよ・・・

 

 

どん底から這い上がる方法

ドン底から這い上がる方法

 

 

ドン底の時代があった。

 

生きて行くにはどうしたらいいのだろう…と

 

常に考えなければいけなかった。

 

 

 

 

子供達が学校に出かけ、誰もいなくなってから

 

一人で泣いた。

 

ワンワン泣いた。

 

バタバタして泣いた。

 

 

 

もう、電気代も電話代も水道代も、家賃だって払えなかった。

 

 

借金取りのおじさんも来た。

 

お兄さんも来た。

 

 

 

 

 

もう、どうすることも出来なかった。

 

 

だから、泣いた。ただ泣いた。

 

 

誰もいない時に一人で泣いた。

 

 

 

 

そうして解ったことは、

 

 

 

人間は、、そんなに長い時間

 

続けては泣けないものなんだ、と言うことだった。

 

 

 

 

ワンワン、バタバタして泣いていると

 

せいぜい泣けても30分くらいのもので

 

それ以上は、続けて泣けない。

 

 

 

 

 

30分もすると、

 

こうしちゃおれない…と立ち上がるもんね。

 

 

 

立ち直る…。

 

 

よくしたものだ、人間って。

 

 

 

だから、どうして生きて行ったらいいのか

 

解らないくらい悲しかったら、

 

 

 

我慢せずに思いっきり泣いてみたらいいと思う。

 

 

恥も外聞もなく、わんわん泣く、というのがポイントだ。

 

遠慮しちゃいけない。

 

 

 

 

 

そうして、起き上がった時には

 

どうするべきか色々考える、知恵が出てくる。

 

 

行動せずにはいられなくなる。

 

 

だって、泣いてたって、生きていけないんだものネ。

 

 

 

 

子供達と固まって、今がドン底だよね、と話した。

 

 

 

それから数ヶ月して

 

事態は更に悪化するという恐ろしいことがおこった。

 

 

 

その時、またまた子供達と暗い部屋の中、

 

ストーブのまわりに固まって話した。

 

 

 

 

 

この前、今がドン底だよねって話してたけれど

 

あれはドン底ではなかったんだよね。

 

 

 

ということは、ひょっとしたら今もドン底ではなく、

 

 

もっと下があるのかも…

 

 

 

 

まるで底なし沼のようだヨネ!

 

 

と言って笑った。

 

 

 

 

 

どんなにドン底でも笑えるもんだ。

 

 

そうやっていつも笑ってきた。

 

 

 

 

だから、底はないんだと思う。

 

 

どうやって底なし沼から這い上がるのかというと、

 

 

 

 

自分で決めるのだ。

 

 

ココが、一番底だって…。

 

 

 

 

 

そうしたら、そこが一番底になる。

 

 

誰も決めてくれないからね、

 

 

自分で決める。

 

 

 

 

そして、笑う。

 

 

どんな状況でも、笑ってしまえば冗談みたいになる。

 

 

 

 

みんなで笑っていると、そのうちに

 

 

本当におかしくなって、ゲラゲラ笑う。

 

お腹を抱えてゲラゲラ笑い出す。

 

涙を流して笑う。

 

 

 

 

 

陰極まって陽になる、というが

 

まさにそんな感じだ。

 

 

 

そこから、少しずつ陽に変わっていく。

 

 

底についたらあとは、はい上がって行くだけである。

 

 

 

 

これが、私が実践してきた

 

 

ドン底から這い上がる方法である。