遊ぶように仕事をする

 

 

遊ぶように仕事をする

 

 

私は遊ぶ事が大好きだ。

 

子供の頃からトランプ花札、
ボードゲームの類でよく遊んだ。

 

 

私には8つ違いの姉がいて、
姉にとって私は格好の遊び相手だった。

 

小さい頃からよくトランプや花札の相手をさせられた。
小さい子相手だから、少しは負けてあげようとか

 

そんな人ではなかったので、いつも真剣勝負だった。

 

それで私は3歳くらいの時から、
難しい切り札なんかも対等にやり合っていたので、
周りの人から驚かれた。

 

小さいなりに何とか負けまいと知恵を絞るのである。

 

 

天才少女の出来上がりである。

 

 

小学校に上がるくらいには
結構、物わかりのいい子になっていたので
勉強もよく出来た。
体育以外の成績は良かった。

 

 

その後、高学年になり
周りのみんなが勉強するようになると
私の成績は普通になった。
勉強を、あまりしなかったからである。

 

けれど、遊ぶことで頭は良くなるんだ、

 

 

という確信はあったので
中学に入った頃から、試験の前には
父を相手に、よく五並べをやった。

 

あくまでも、勉強はやらない主義だった。

 

家に碁盤があったので、五並べを良くやって遊んだ。

 

 

父は、夜、お酒が入るまでは
本当におとなしく優しい父だったので大好きであった。
そして、五並べが強かった。
姉よりもうんと強かったので、私はよく父に相手を頼んだ。

 

 

五並べは、先読みの競技である。

 

相手が打ってくるだろう何手も先まで予想して
自分の打つ手を決めるのだ。
だいたい、先の先の先くらいまで読んで
打つ手を決める。
頭の中でシュミレーションをするのだ。

 

 

じっくり考えるので、一手打つのに時間がかかった。
しかし、父は、しっかり考えろと根気よく待ってくれた。

 

 

なかなか父には勝てなかったけれど
すごく頭が良くなった気がした。

 

実際、試験の勉強はあまりしなかったが、
五並べをする事で頭の中の整理が出来たのだと思っている。

 

 

 

勉強は嫌いだったが、
こういうゲーム感覚で頭を使うのは大好きだった。
こっちの方が効率がいいと思っている。

 

 

今でも遊ぶように仕事をするのが好きだ。

 

それは、小さい頃から変わらない。
試験勉強は頑張らない主義だった。

 

 

 

仕事もゲームのように楽しんでやっている。

 

 

そしたら、時間も気にならずに集中して出来る。

 

なんとか勝とうと知恵を振り絞って集中する。
勝っても負けても恨みっこなしだ。

 

負けると悔しいから、もう一回勝負を挑む。
諦めずに、もう一回、もう一回と勝負を挑む。

 

だってゲームなのだから・・・

 

 

 

遊ぶように仕事をすると、楽しくて仕方がなくなる。

 

人生のほとんどの時間を使って

 

楽しんで、遊んで生きたら良いと思っている。

 

 

 

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